「タイヤ空気充填」から「画面リセット」まで

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過去に投稿したブログです。今年も寒い冬がやってきます。冬用タイヤの準備はお済ですか?
この時期、お問い合わせが多いのが、「パンク警告機能」のリセット。実は、皆様ご自身でリセットできちゃいます。ガソリンスタンドの空気入れの操作と併せて再投稿します。

2022年の投稿です


今回、ご紹介するのは空気圧。
特にガソリンスタンドに設置してある装置から、充填を想定。皆様が最も身近にタイヤのメンテナンスを行う方法をご紹介しましょう。

愛車メンテナンスが得意なオーナー様も、実はガソリンスタンドに「空気重点装置」があるのは知っているけど、使い方が分からないから一度も触ったことありません~。の初心者様。大丈夫です。一度、試しにトライしてみましょう。案外、簡単に空気入れれちゃいますから。

愛車のタイヤ空気圧を小まめにケアするだけで、「乗り心地が良く」、「車を適正にコントロールがしやすく」、「燃費にだって貢献」します。結果、安全面と経済面のダブルメリットが得られるのですから、タイヤへの空気充填は重要ですからね!

私はマイカーで「高速走行」、「遠出」、「季節の変り目」のタイミングで必ず空気圧をチェックしてお出かけします。チェックしないと不安で、走行中もなんだか楽しくアクセルを踏み込めないので私はお出かけ前の「儀式」の一つとなっています。

では、写真を使って手順をすすめます。

注意)実際に作業する場合は、手が汚れるケースが多いので「軍手」や「ウェットシート」など予めご準備頂くと快適ですよ。

↑ ちょっと古いタイプの空気入れです。アナログ式です。空気充填は「無料」のスタンドさんが多いはず!最近は装置がデジタル表示タイプもありますが操作は共にシンプルです。
ちなみに、充填装置はガソリンスタンドの敷地だと端に設置してあって「有料クリーナー(掃除機)」と並んでいるケースが多いと思います。

1、愛車の「空気圧表」をチェック

充填装置の正面に車を停めたら、まずは規定の空気圧を確認します。
写真はT-Crossですが大抵近年のフォルクスワーゲン車は「運転席ドアを開けた車両中央の柱の側面にシールが貼ってあります」(矢印のシールです)


ちなみに、空気圧表にはいくつかの数字が記載されていて。
まず、クルマのイラストで「フロント」と「リヤ」に分かれます。
そして「人」と「荷物」の大小で分かれます。

今回、マイカーの使用イメージは「人、荷物」、共に少ないので。
表でいうと上段です。

クルマのイラストの前後から、充填空気圧は、
・フロントが「230」とか「2,3」
・リヤが「210」とか「2,1」

さあ、そこが確認できれば充填装置に戻って、ダイヤルを操作します。


2、ダイヤルを回して空気圧を設定

空気を入れる前に、充填装置に空気圧を設定しましょう。

写真のタイプは、装置の横にダイヤルがあります。デジタル式も充填する前にボタンで空気圧を設定するので、基本的にはダイヤルを「回すか」、ボタンで「押すか」の操作となります。

計器の針がダイヤルを回すことで、少しづつ希望の値まで上昇します。

この装置の値は「KPA」と書かれているので、1、の空気圧表だと「230」や「210」が設定値ですね。


では、設定した後は実際にホースを伸ばして空気を充填していきましょう。

タイヤの「エアバルブキャップ」を外してノズル先端をエアバルブに差し込みます。
この時、外したエアバルブキャップが転がっていかないよう注意が必要ですよ。

エアーを注入している最中は、「充填装置」から充填中のお知らせで「ベル」が「チリ~ン」と鳴ります。古い装置ほどレトロな感じ。規定値まで注入完了だと、ベルも鳴らなくなります。

多分、デジタル式も同じような仕組みで作動すると思います。

さあ、この作業を4輪行います。
私は規定値よりやや高め。
例)規定値が230だったら”250”。規定値が2,1だったら”2,3”。
がお好みです。


3、インフォテイメントシステムからリセット

最後に車両側の「空気圧警告機能」のリセットを行いましょう。
今回は「DiscoverPro」 と「Discover Media」搭載モデルの操作で紹介しますね。

①メインメニューから「ラジオ」、「ナビゲーション」、「APP」、「メディア」、「交通」などのアイコンから「車両」をタップ

②アイコン「車両」をタップすると「車両ステータス」や「走行データ」などの画面に切り替わります。切り替わった画面の左下にメニューがあるのでそれをタップします。写真下の印し。

③メニューには「車両ステータス」、「走行データ」、「デジタルコックピット」、「他」など表示がされますのでその中の「車両ステータス」をタップしてください。

④もし「車両ステータス」の画面から「タイヤ空気圧モニタリングシステム」の表示に切り替われば次の操作⑤へ進みましょう。
「車両ステータス」の画面のままの場合は「車両ステータス」と大きくタイトルで表示された文字の両端に ”<” や ”>” がマークがありますので、どちらかをタップします。
画面が切り替わり目的の「タイヤ空気圧モニタリングシステム」へたどり着けます。

⑤最後の行程ですよ。
画面の左やや下に「SET」ボタンの表示をタップします。
すると、
「タイヤ空気圧は4輪とも、、、、なってますか?」のメッセージが出ましたら、
最後のタップです。
「確認」をタップします。

「確認」タップしたら「保存されました」と完了のメッセージが表示されて終了です。

お疲れさまでした。
この車両画面から「空気圧モニタリングシステム」リセットの手順は、慣れてしまえばあっという間に出来ちゃうので、一度も操作したことのないオーナー様は参考にして下さい。