「あえて」の日帰り、那覇編

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昔のファッション誌に「あえての、、、」から始まるフレーズが多く見かける頃がありましたよね。なんやろ、王道とは違うとか、わざと一線とは違うとか。「そこに、それ使うの?」というのか、偶然じゃなく計算の上で、装ってる的な感じで「あえての、、、」を一言付けるだけで、印象深くなりますよね。そのあとにも「あえての、、、からの、、、」なんて二段変化みたいなフレーズもあった記憶があります。

まあ、ファッションセンスを持っていない私なので、フレーズはユニークだけど、服装に変化球で楽しめることはありませんでした。

ただ、今回の旅にそのフレーズを充てるとすれば、

「あえての沖縄日帰り」と表現そうかな。

二段変化だと、、、

「あえてのゆいレール、からの日帰り那覇編」。

うーーん、せいぜい私の言葉のセンスはこんなもんです。

日帰りの経緯

最後の一本。麩のストックが無くなる~

12月10日水曜日。自宅を出発したのは、午前6時15分。だいたい予定位通りの出発でした。クルマで中部国際空港セントレアへ直接向かいます。出発直後の外気温計は5度を表示していました。岐阜の天気は晴れ。これから向かう沖縄本島、那覇の天気は「晴れのち曇り」の予報です。予想最高気温は、なんと23度。最低気温でも18度ということは何度か訪れた経験から、昼間はT-シャツで過ごせそうだと判断しています。

名古屋高速の一宮線を都心へ向かう頃に日の出。名駅のビル群が朝日に反射してきれいでした。この先、東新町付近で朝のラッシュに巻き込まれるのを想定しながらクルマをセントレアへ走らせます。

そもそも、なぜに那覇へ飛ぶことになったのか?

意外な理由なんですけど、

「麩」が自宅のストックから無くなったのです。
それだけ。

Amazonで、まとめて買えや!!

って、誰でも言いたくなりますよね。
でも私は、あえて、麩を買いに現地へ行くのです!

ポチっとすれば、直ぐに届く。
そんなもんは、私もご承知です。

麩を理由にして、行きたかっただけなんです、沖縄に。

↑ 本音は、これです。

今年は、1月に沖縄に来てるんですけど、その時は1泊しました。

今回は、私一人で行動するので、家族には十分配慮して、「あえての日帰り」となった訳です。

多くの皆さんは、沖縄旅行といえば「2泊」いや「3泊」が一般的だと思うんです。それ以上の連泊は私も憧れですが、ビジネスでもないのに「日帰り」をあえて強行するのが私流です。

リクライニングしない、それで十分、十分。

出発前のセントレアより、搭乗前にPeachの位置関係を確認

今回の搭乗する航空会社は「Peach」。セントレアを午前8時50分出発する便です。Peachを使うのはこれで3回目です。Peachの魅力はなんといっても価格。沖縄までお気軽価格で連れてってくれるので、とても使いやすい航空会社の一つです。しかも、中部・那覇間のフライト時間も許容の範囲。たいてい昼前には那覇へ到着する飛行機便が多いし、帰りの時間も悪くない。私にとっては、帰りのフライトは遅すぎる時間のですが、(今回は20時20分那覇発、セントレア22時10分着)Peachのお気軽運賃を加味すれば、許容します。

セントレア空港でのPeachは、大手キャリアに比べると、立ち位置が控えめなのかな。今回は、2番ゲート。ということで、搭乗ゲートはウィングのイチバン端っこ。以前セントレアで初めてPeachを乗った時は、搭乗ゲートはとても近かったのですが、そこから機内までバス移動という時もありました。でも気になりません。今回も、遠い2番ゲートまで動く歩道に乗れば、各方面の搭乗ゲートを見学しながら移動できるからです。

JTA(日本トランスオーシャン航空)の那覇行きは、おー高校生かな。修学旅行生がおるね。みんなうきうきな表情してます。次のゲートは新千歳行き。みんな厚着やね。

などなど、周りの雰囲気を楽しむのも悪くありません。

搭乗ゲートが遠い、それ以外の特徴だと、
沖縄便で使っている機材は、シートのリクライニング機能が無く、最初からやや倒れた状態の固定シートです。座席前のディスプレイはありません。機内でのドリンクサービスは有料です。これらも、沖縄までの2時間40分、全く私には特に問題ありません。タブレットに動画をダウンロードして持ち込むし、ドリンクも持ち込むので、フライト中のサービス不足感は感じません。

なので、大手キャリアと価格差が大きい時などはPeachを利用します。
確かに、シートにリクライニング機構が無くて、フライト時間が3時間超える場合は、しんどいかもしれませんね。

ゆいレール乗り倒す

普段は使わないけど、今日は券売機で購入

セントレアを離陸後、一本の映画を視終わる頃には那覇空港に着陸。着陸後、到着ゲートまでしばらく誘導路を走ったり止まったり、那覇空港の滑走路が2本運用になってからゲート到着まで時間がかかりますが、定刻通り11時20分到着。天気予報通りお天気は晴れ。飛行機から下りると、到着と出発が混ざった空港ロビーを出口へと歩きますが、預けの荷物はありませんから、受取コーナーはスルーして、出口を通過すればここから日帰り那覇の旅がスタートしました。

到着がお昼前ということなのか、12月の年末前ということなのか、10時台の構内よりもずいぶん落ち着いています。到着出口横のポーたま屋さんも長蛇の列は無く、8人程度待っているくらいでした。とりあえず、テーブルと椅子がある国際線4階のポーたま屋さんで、ポーたまのプレーンをサクッと食べ終え、GoogleMapで今日のルートを一応確認します。その後、ゆいレール乗り場へ向かいました。

今回は「一日乗車券」を購入するので、久し振りに券売機の前に立ちます。

一日¥1,000で乗り放題なんて、嬉しい限りです。ただ、この時点では知らなかったのですが、途中の駅構内に貼ってあったポスターに気付いたんですが、クレジットカードのタッチ決済で改札を通れば、上限¥800で実質乗り放題と書かれていたんです。深く調べませんでしたが、¥800で乗り放題という手があったのかもしれませんね。

まあ、そこは200円差なのでね。どっちゃでも。紙の乗車券の方がよそ者っぽくて良いじゃないっすか!
乗車券購入後、さっそくゆいレールに乗車。最初は那覇空港駅から4つ先の「旭橋」駅へ。

お昼は、沖縄そば+じゅーしー

「旭橋」駅は初めて降ります。駅から歩いて5分位のところにある沖縄そば屋さん。「みなと食堂」さん。初めて寄ってみたんですが、カウンター4席、二人掛けテーブル席2卓の小さなお店でした。うち1卓は、お店のおばあちゃんが座っていて、カウンターに座った私に立ち上がることなくお茶を出してくれました。

お茶が、冷たい。

お店の窓や戸も開けっぱなし。いかに昼間の気温が過ごしやすいのか、12月の沖縄。もう、サイコーやん。

三枚肉そば+じゅーしー+コーレーグース

こちらのメニューはとてもシンプル。沖縄そばとかき氷のみ。私は沖縄そばを食べたかったので、ソーキにしようかとも思いましたが、ここは三枚肉そばに、じゅーしーを頼みました。ひとり、海外の若い男性が隣に座っていて食べ終わるタイミングで、全く日本語ができないのか、なんとなくの英語で会計をして出ていきました。実際そばを調理しているのは、おばあちゃんの娘さんなのか、厨房に一人できりもりしているようです。来店のタイミングが良かったです、その後、お客さんが立て続けにきて、小さな店内は直ぐに満席となりました。

いやー、おいしかった。あっさりスープに、すすり心地の良いそば。ホクホクのじゅーしー。そばは、コーレーグースを少しかけて味変を楽しみます。スープは全部飲みホしました。

お会計¥850。
今度はソーキそばで楽しみたいですね。ごちそうさまでした。

お買い物スタート(一件目)

旭橋駅から4つ目の駅。「安里(あさと)」駅にやってきました。この駅直ぐに隣接しているスーパーが「りうぼう」安里店です。私は「りうぼう」というスーパーは今回初めて知りましたが、駅隣接の好立地のスーパーなので立ち寄ってみます。

そう、今回沖縄に来たのは「麩」を買うことです。
「麩チャンプル」用の麩です。どのスーパーにも何種類かの麩が置いていると思いますが、我家ご指定の麩は「圧縮麩」タイプです。圧縮タイプは、普通の麩を3分の1にまで縮んでいるので、通常タイプより3倍の量を輸送できます。少しでも多く購入できれば、我家の食卓に麩チャンプルが登場する頻度もあがるというわけです。

はたして、「りうぼう」さんは扱っているのか!?

店内へ、、、うーーん残念。圧縮麩は置いてあったのですが、短いタイプしか置いてませんでした。これでは、仕事が悪いと妻から一撃です。こちらのお店では、沖縄そばの乾麺を家族の人数分購入させていただきました。

さて、気を取り直して次のスーパーを狙います。
ゆいレールは沖縄に来ると乗る機会は多いのですが、一度も終点の「てだこ裏西」駅へ行ったことがありません。Googleマップで確認すると、なんとこれまた駅隣接でイオングループのお店があるではないですか。では、一日乗車券の本気を存分に使わせていただきます。

安里駅に戻ります。

ちなみに、安里駅周辺には小規模のお店が極小路地に集まっている「栄町市場」があります。お昼の時間帯でお店が開いている居酒屋さんは少ないようですが、夕方以降になるとオープンするお店が多いようです。次回のお楽しみにしましょう。

終点の駅はパークアンドライドスタイルです

安里駅に戻って、ふたたび乗車します。向かう駅は終点の「てだこ浦西」駅です。今までもゆいレールに乗ると行先放送で多々聞く駅名なんですが、実施に行くのは初めてです。

どんな駅なのか楽しみです。

安里→おもろまち→古島と駅を進むのですが、古島駅を発車して大きく右にカーブして向きが変わると、ゆいレールは上り坂を駆け上がります。那覇市内、けっこう丘陵地が多く、そこにみっちり住宅地が立ち並んでいるのですが、その中を駆け上がります。ちょうど、首里城の北側の展望から住宅地を眺めると、ゆいレールが丘を駆け上がっている風景が見えると思いますが、ちょうどその辺りのことです。

更に終点が近づくとトンネルまで通過します。私はゆいレールにトンネルがあるなんて知らなかったですが、そのトンネルを貫けた先に終点「てだこ浦西」駅に到着します。

駅は、丘の上った感じの立地で、駅舎のすぐ横には立派な立体駐車場が建っています。駅を下りて、看板を見てみると「パークアンドライド」の駐車場でした。駅直結の駐車場で一日¥400とはリーズナブルですね。

たしかに、那覇市中心部はクルマも二輪車も多くて、昼間はともかく朝夕のラッシュは混むことで有名ですもんね。この方法で移動すれば、効率が良いんだろうなあ。

立派な駐車場と駅ロータリー沿いを歩いて進めば、直結で比較的新しいイオン店が隣接しています。さあ、ここにお目当ての麩は扱っているでしょうか?

うーん、残念。麩は売っていたのですが圧縮麩は無かったです。とはいえ、せっかく立ち寄ったので他に沖縄らしいものを物色します。

ありました、ありました。バナナ。この小っちゃなバナナ(写真↑)、色が黄色になるるまで追熟させると、うまいんですよ。過去に購入したときの印象がとても良かったので、見つけら買うようにしています。

そして、「Orion」さんのチューハイです。シークワーサーやパッションフルーツ味の350ml缶。岐阜ではなかなか売ってない気がします。キャリーケースが重くなりますがお土産に購入しました。

イオン店を離れ、駅ロータリーのベンチで、少しづつ増えていく沖縄アイテムを一旦整理します。その後、駅構内に戻って、一階の改札とホームに上がる広場に置いてあったテーブルで本日2個目のポーたまを食べます。実は、イオン店のお総菜コーナーに売っていたので、思わず欲が出ました。

沖縄のスーパーのお総菜コーナーやコンビニでも、たいてい売っているので一般的なおにぎりと合わせてスタンダードフードなんだと思います。

てだこ浦西駅、駅周辺の新しさから想像するに、山の一部を開発して作った駅なんでしょうね。駅に駐車場やロータリーが整備されているので、那覇中心部の駅とは違った駅でした。他の駅は、ほとんど主要道路の上を高架で走っていて、駅から連絡路で道路をまたいで、階段かエレベーターなどで歩道に下りるスタイルが多いですから。

お買い物3件目

てだこ浦西駅が始発、那覇空港行きになりますが、平日昼間のゆいレールは乗り込むお客さんもまばら。2両編成と3両編成が走っていますが、この時乗った編成は特別仕様でした。

なんと、クリスマスのデコレーション仕様でした。荷物棚下や吊革一つ一つに装飾されていて、しかも中刷り広告までもがクリスマス仕様で東一されていて印象的でした。私も思わず写真を撮りましたが、他の観光者さんも同じ行動でしたね。これで、よそ者とのふるいに見事にかけられました!まあでも、きれいな車両に乗れて良かったです。

毎度、お世話になっています「かねひで」

てだこ浦西駅から4つ目の駅、「首里」駅で下車します。駅名が「首里」と付くので、あの首里城が最寄りの駅ですが、実際は結構遠いです。しかもこの付近は丘陵地なので、駅から首里城まで仮に徒歩で向かおうものなら、けっこう疲れると思います。

そんな、首里駅。駅下りて歩道をゆいレール沿いに県道29号線を歩きます。徒歩5分少々のところにあるのが、私ども家族が大変お世話になっている「タウンプラザかねひで」です。沖縄本島なら、たいていの街に一つはあるので、過去数回ですが旅行に来た際は必ず立ち寄るスーパーなんです。

今回立ち寄った、「首里久場川市場」店は初めて寄りました。

で、恐らくですがこの「かねひで」なら私が追い求めている圧縮麩を置いているはずなんですが、、、
はたして。

さすが!かねひでさん。
あった、あった。圧縮麩。この写真で説明すると右の「延棒」ってパックに書いてあるのが圧縮タイプ。それで、左の「くるま麩」って書いてある3本パックが一般的な麩なんですが、この左の麩3本を1本まで圧縮されて売られているタイプが「圧縮タイプ」なんです。しかも、延板上になっているのキャリーケース内にパッキングしやすいですよ。

ということで、ありったけ買う事は、、、。
もちろんしません。
常識の範囲内の本数だけ買わせていただきます。

さらに、また見つけた!バナナ。
そして、乾麺の沖縄そば。乾麺の沖縄そばは岐阜でも物産展などで手に入るのですが、せっかくなので家族人数分買いました。

↗エンダーではなく、エンダー↘

目的の麩をゲットできたので、とりあえずは、今回の予定は以上となるのですが、まだキャリーケース内に余裕があるので、ゆいレール沿線で別の駅近にある「かねひで」にも最後に立ち寄ってみることにします。

タウンプラザかねひでの「首里久場川市場」店さんを離れ、再び首里駅に戻ります。只今の時刻は15時過ぎです。那覇空港に降り立って3時間半しか経っていないのに、なんだか滞在3日目の沖縄にいるかのような馴染んだ感。良い勘違いに浸りながら歩きます。

歩道を行き来する人の服装はバラバラで、ノースリーブのライトダウンを着ている人、半袖シャツの人、この日の那覇は23度でしたが、ゆいレールの高架下の日陰で心地よい風に当たると、長袖のシャツでも良いなあと思いつつ、歩いていると暑くて、半袖のTシャツが良いし。それもまた、岐阜では体験できない那覇の12月ということですね。

さあ、次の目的駅へと思い首里駅へ戻って、改札を通ろうとした直前。改札の隣にお店がありました。さっき、下車したときにも通過した改札なのに気付いていませんでしたが、なんだか、気になり、お店に入ります。歩き疲れていたので、休憩時間として立ち寄りました。

お店は、カウンター席3席、テーブル席1卓という小さなお店です。店主さんは私より少し下のご年齢でしょうか。きれいな女性店主さんが迎えてくれました。(お店の写真は無いです)

小さなキャリーケースを引っ張っていた私なので、当然「ご旅行ですか」と声をかけられ、「はい」と返事を言いつつも日帰りで、麩が目的で、家族いるのに一人で来てて、など諸々お話をしました。

「帰りの飛行機までにお風呂入って、A&Wは残りの時間で行こうと思っているんです」と伝えたんですが、ここで思い出したことがあり、店主さんに質問してみました。

「そう。岐阜でもA&W(エーアンドダブリュー)のことを(↗エンダー)と言って省略して呼ぶ人がいるのですが、那覇住民も省略して呼ぶのですか?」

すると、店主さん。
「省略して呼びますが、上げませんよ。」「最後は下げて呼ぶと思います」「上げて呼んでいる人は珍しいかも」と、笑いながら答えてくれました。

この機会に質問しといて良かった。これから、私も省略して沖縄通ブル人感を出していこうと考えていたので、誤った発音は。。。これまた地元と旅行者のふるいに見事にかかるところでした。。。

店主さんとの楽しい会話。良い休憩のひと時を過ごすことが出来ました。

カニさんと、那覇市内の住宅地

さあ、次の駅はどこまで行こうかなあ~。首里駅から那覇空港方面に乗って、4つ先の「おもろまち」駅へ。

先ほどの店主さんに「かねひで」以外に「サンエー」というスーパーを教えていただいた。確かに、以前沖縄のスーパーを調べていた時に、サンエーという名前を見たんですが、すっかり忘れていました。おもろまち駅から歩いて5分ほどのところのショッピングモール内にあるそうなので、寄ってみることにします。

首里駅から那覇空港方面は、だんだん那覇市中心部に向かうので、住宅地からマンションなどのビルが目立つようになります。おもろまち駅は、ちょいちょい過去の沖縄旅行で来ていました。ここには駅直結の商業施設があって、その一角にレンタカー会社さんカウンターが入っているのです。今年1月に来た時はこの近くのビジホに泊りました。

そんな私にとって身近な駅から徒歩でサンエーを目指し、どんな麩の取扱いなのかチェックしてみましょう。
結果は、圧縮麩は置いていませんでした。

みんな、圧縮麩は買わないのかなあ。きっと普通の麩を買っているってことなんだろうね。
別に、沖縄の人はご家庭の麩が無くなったら、買うだけなので、わざわざ圧縮したタイプを買う理由が無いのかもしれませんね。

欲ばって、もう一店へ

駅から望む「かねひで」と那覇住宅地

おもろまち駅まで来たんですが、サンエーでお目当て商品をゲットできなかったので、ここで欲張りが。一つ戻るけど、お隣の駅近に「タウンプラザかねひで古島」店へ行くことに。かねひでならば、延棒圧縮麩があるはず!一日乗車券は素晴らしいね。麩の為に、あっちの駅、こっちの駅行き放題だもん。

けど、結果は無かった。あったけど、延棒のハーフサイズしか置いてませんでした。仕方ないので鮮魚コーナーでも見て沖縄ならではのお魚の名前を楽しみましょう。

写真は、首里久場川市場店のものです

あるねー。「イラブチャー刺身」「マーマチ刺身」なんだ、なんだ。どんな魚を刺身にしたんだろう。名前から魚がどんな姿をしているのか想像できませんが、カラフルな色をした魚なのかなあ。イラブチャーは鯛っぽい身をしています。きっと、ウマいはず!次回、宿泊の際は、お総菜を買い込んでホテルの部屋で沖縄総菜で晩酌を楽しみたいものですね。

帰宅後の入浴不要

4件目のスーパー訪問を終えたところで、岐阜より夕暮れが遅いですが、さすがに那覇にも夕刻がやってきました。昼からスーパー巡りをして足が疲れてきています。現在16時過ぎ、残り4時間ほどの滞在。しかし、岐阜の自宅に帰宅するのは23時過ぎます。そこから、お風呂に入るのは気が重いので、沖縄にいるうちに入浴を済ませちゃいましょう。

予め、タオルや着替えを準備していました。
しかも日帰りの入浴できるホテルもチェック済み。

古島駅から、那覇空港方面に5つ目の駅「県庁前」駅で下ります。私が何度もゆいレールに乗ってて那覇の中心部といえば、この県庁前とその前後の駅が一番中心部になると思います。県庁はもちろんですが、観光スポットである国際通りでしょ、呑み屋街もこの3つ駅にまたがっている感じです。

県庁前駅から徒歩3分位でしょうか、比較的駅近にあるホテルで日帰り入浴を利用できるので、利用させていただくことにしました。タオル持参なので料金は¥800。長湯するつもりは無いのですが、2時間の利用時間で休憩室も利用できるので、疲れを取るには最高の施設だと思いました。私は40分ほどでサッパリして、ホテルを後にしました。

17時を過ぎた那覇中心部。観光地とビジネス街の境目なのでしょうか、ビジネスマンが行き交いますが、スーツ姿にコートをはおっている人はいませんでした。上着を着ていない人も見かけました。

日没後でも、気温が下がりにくいので、急に冷え込む岐阜とはエライ違いです。
うらやましい、12月の那覇。
さあ、日帰り那覇の旅もそろそろ終盤です。
あとは、夕食ですね。次の駅に向かいましょう。

夕食は、エンダー↘

渋滞中の国道330号線

県庁駅前から再び、那覇空港とは逆方向へ乗ります。
先ほど寄った駅なんですが、「古島」駅で下ります。下りて、駅舎から歩道までの連絡橋。既に始まっています帰宅ラッシュ。那覇中心部から、郊外へ向かう幹線道は長ーい渋滞が発生しています。その点、ゆいレールは快適です。渋滞知らず、今のところ何度も乗ってますが遅延の経験もありません。たまにしか乗らないJR東海道線の方が遅延に遭遇する気がします(決してJRさんを批判しているわけでは無く、比較の為ですからね)。

A&Wは那覇空港にもあるのは知ってますが、既に利用経験があるので、あえて別のお店に向かいます。ゆいレール沿線で数少ない店舗。「A&W那覇新都心おもろ」店。古島駅とおもろまち駅の間にあるので歩くには、ちょい遠いのですが、気候が良いので苦にならず歩いて移動。

このお店はガソリンスタンド併設店です。ちなみに、A&Wは日本だと沖縄にしかないハンバーガーチェーンです。

なんだっけ、元々はアメリカが発祥だとか。沖縄本島だと国道58号線沿いに複数お店があって、特に牧港店(まきみなとてん)はとてもレトロな演出の店舗で有名だと思います。

ということで、今日は水曜日!ルートビアフロートデイ!!
そうなんですよ。水曜日はあの独特の味がするルートビアにアイスクリームが無料で付いてくる日なんです。私はA&Wのドリンクといえばルートビアだと思っていましたが、本日お邪魔したカフェの店主さんに言わせると「オレンジジュース」も人気なんだとか。すっかりその話がどこかに飛んでいった私は、「ルートビア+フロート」が勝っていたのでしょう。あとで振り返ると、オレンジジュースを飲んどきゃよかった。
オレンジは次回来た時のお楽しみに。

以前、今年1月に空港店で食べた「チリチーズカーリーフライ」がめちゃくちゃ美味しかったので、今回もオーダーすると決めていました。やっぱり、うまかった。チリチーズカーリーフライのポテトがカーリーしてるので、チリチーズミートソースが程よく絡んで、食べ応えがあります。

チェーン店のA&W。もちろん人気店ですが、チェーン店でないハンバーガー店もホント美味しいお店がいっぱいあるので、お店選びが飽きないです。

本日、何件目?最後のスーパーへ

すっかり暗くなって、看板には照明が灯ります

さすがに、空港へ向かわないと!A&Wで追加で注文したハンバーガーも食べ終わって、おなかがいっぱいです。しかし、キャリーケース内はやや小腹がすいています。じゃあ、フライトの時間までわずかですが、空港に近いスーパーに寄って、おなかを満たしましょう。

古島駅に戻ります。まだ、道路は帰宅ラッシュ中で混雑していました。

那覇空港行き空港の4つ手前の「壷川」駅で最後下車。壷川駅から徒歩5分ほどの「タウンプラザかねひで壷川」店へ入店。本日、何店目のスーパーでしょう。よく覚えていません。

フルサイズの延棒麩はありませんでしたが、ハーフサイズがありました。では購入っと。
それと、沖縄そばの乾麺は既に購入したのですが、冷蔵コーナーに沖縄そばの「ソフト麵」が何種類も販売していたので、液状の出汁と、真空パックした三枚肉を家族の人数分購入。

全て「要冷蔵」商品でしたが、フライト時間と帰宅道中の時間で、帰宅後直ぐに冷蔵庫へ入れちゃえば問題ないでしょう。自己責任で購入を決めました。

さすがに岐阜じゃ、沖縄そばのソフト麺は売ってないもんね。

タオルと着替え以外、空っぽだったキャリーケース。買いに買いまくった結果、キャリーケースの左右再度ポケットに「沖縄そばの乾麺」6セットずつ。タオルや着替えはキャリーケースの背面ポケットへ無理やり押し込め、空いたメイン荷室に、Orionチューハイ3本、ミニバナナ3房、麩が大小数本。ソフト麺(2人前)3袋、出汁、三枚肉、土産のA&Wのマフィン、シークワーサージュース(子供には内緒で沖縄いったけど、夕方にバレてそのお詫び)、その他。

なんとなく、LCCの重量規制を越えてる気がしますが、まあとりあえず、空港へ行きますか。
壷川駅を19時19分発、那覇空港行き。最後の改札にQRコードを読み込ませ、一日乗車券の役目を終えました。

まとめ

これだけ、充実した移動とお買い物で「日帰り!?」。
私自身、満足でした。
沖縄は、何度来ても新たな発見があって、次来る楽しみが増えます。

今回は、ゆいレールのみ一日乗車券で沿線をあちこち移動しましたが、この楽しみ方は、アリでした!基本的には住宅地と繁華街中心の移動にはなりますが、10分間隔前後で運行している「ゆいレール」は市民の足としても、観光者の移動手段としても幅広く受け入れてくれる公共乗り物だと思います。

充実した一日でした。

20時13分、定刻よりやや早く那覇空港からPeachの機体は離れ、セントレアに向けて飛び立ちました。


本日のお立ちより所

・ポーたま 那覇空港国際線フードコート店(ポーたま)
・みなと食堂(沖縄そば)
・りうぼう安里店(スーパー)
・イオンスタイルてだこ浦西駅前店(スーパー)
・タウンプラザかねひで首里久場川市場店(スーパー)
・お酒の美術館首里駅店(休憩)
・サンエー那覇メインプレス(スーパー)
・タウンプラザかねひで古島店(スーパー)
・ワイズキャビン&ホテル 那覇国際通り(入浴)
・A&W那覇新都心おもろ店(ハンバーガー)
・タウンプラザかねひで壷川店(スーパー)


半日で、こんなに動けんだね!