GW連休の過ごしかた(前半)

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4月、ブログ投稿をサボってしまった。大変失礼しました。

ので、稼働日数の少ない5月はなんとしても投稿数を増やす必要があります。極力、プライベート枠まで掘り下げた投稿にならないように心掛けはしていますが、仕方がない!サラリーマン人生初めて過ごす「8連休」。これは、投稿するしかない。と、決めました。


皆さん、大型連休いかが過ごされました?天気予報通りだったかな?後半、まとまった雨にはなりましたが前半は好天で過ごしやすい陽気だったですよね。

期間中のニュースでは、高速道路が久しぶりに大きな渋滞が発生して、新幹線などの乗車率も回復傾向。各地イベントも通常通り開催され久しぶりに賑やかな話題が多く聞かれました。

まだまだ感染リスクの心配事もあるかもしれませんが、個人的には明るい話題が多い方が良いと思っているので、いつも通りの大型連休が戻って来て良かったと思っています。

で、私はどんな過ごしかたをしたかというと、結果8連休、全くゆったり部屋で過ごすことはありませんでした。
毎日、何かしらやってました。普段の休日もノープランで過ごすことはあり得ないので、Googleカレンダーは勤務日以上に過密に予定を組み込んでいきます。

ちょっとだけ、恐縮ですが「オフ日、私の生態」を報告させていただきます。
長いので、前後半に分けますから。

一日目(5月1日)、朝から日没まで農作業

私のゴールデンウィークといえばこれです。
もう、どうかな。私は中学生の頃から手伝っていますから30年以上のベテランです。
農作業なんです。
まあ、ゴールデンウィーク期間中だけでなく4月中旬から毎年休日は「畑」に行って、ずーっと同じ作業をコンコンと続けています。大体、4月中には終わらないので、例年このゴールデンウィーク期間中までかかるのです。Googleカレンダーにも予備日入れて3日間は「畑」って終日入力してります。

ハサミで何をしているのかというと、

「摘果」作業なんですよ。
3月下旬、桜と連動する機関に「梨の木」にも白い花が満開になるのですが、散った後その花の数だけ実が付き始めます。で、パチンコ玉サイズまで成長した4月中旬からビシビシに付いた中から良質の「おチビちゃん」を一個だけ残しそれ以外をハサミで切り落とす作業なんです。

この作業しないと、形のキレイで大きな梨にならないので、手作業で地味な作業なんですが、大切な作業なんです。

昔に比べれば減った方ですが今も100本近く木が植わってますからそりゃ、2、3日で終わらないです。雨では出来ないので晴れていれば、遮るものが無いお日様の陽を、サンサンと浴び続けながら作業をしております。
しかも、木の高さは顔より上にあるので、作業中はずーっと日差しを浴び続ける状態。この時期、紫外線量、ハンパないので「UV機能のファンデ」と「アネッサ」で重ね塗りして、更に手ぬぐいで顔を覆って。。。

とにかく、日焼け対策を徹底させての作業。帽子も、つばの長いのは枝とかに引っかかるので短めの柔らかいツバで作業性を優先。目も高機能サングラスで保護します。容姿は、昔の悪党です。もはや誰なのかも見分けがつけられないです。朝8時30分、休憩、昼食を取りながら16時までやって一日目は終了。

この日は摘果作業を早めに終えて、その後10kmのランニングをして一日目が終了。

二日目(5月2日)、日没まで農作業

連休の2日目です。
お天気が良く、絶好の農作業。朝からスタートです。
農作業中のお伴といえば、昔からラジオが定番でした。特にAM放送が主流で番組の合間に流れる「連休中の各高速道路の大渋滞情報」を聞きながら、色々思ったわけです。

しかし、ここ数年はタブレット端末を畑に持ち込み、「Podcast」や「Spotify」でお気に入りのコンテンツや音楽を楽しみながら作業をすすめています。

今日も朝8時過ぎから黙々と続け、比較的順調に進んだこともあって、今日のお昼は外食へ出かけることにしました。数年前に大垣店に続いてオープンした「サンコック」。クルマで5分位の近所にあります。

サクッと、腹ごしらえ。なんですが、このお店のランチセットはとにかく量が多い。しかも「麺」+「米」の炭水化物祭りです。チカラ仕事系の皆様には喜ばしい組み合わせでしょうが。。。私にはガツッとお腹にたまります。しかし午後からもしっかり農作業をこなすので、スタミナをつけておかないといけませんね。

そう、お店を紹介したかったのが、
このお店の「セットメニュー」が独特の名前で注文します。

私は最近決まってこのセット、
「Oなし」

「アルファベットのオーと、無し」

「オム炒飯+汁なし担々」で、
注文するときは、
「オーナシ」でオッケー。
昔は、
「Cなし」
だったんですけど、
Cの餡の量が多くて多くて。
とにかく、ボリューミーなんです。

まだ行ったことない方は、お店のメニューを下記リンクで貼っておきます。
見るだけでもお腹いっぱいになりそうです。

メニュー|中華料理サンコック (sancock.jp)

さて、お昼の十分すぎる程のエネルギーを摂取したので午後は目いっぱい、夕暮れいっぱいギリギリまで作業を続けましょう。

パチンコ玉サイズに成長した梨の実。けっこう良い感じでひと房に6個も8個もビシッと付いているのですが、ここは容赦なくひと房に1個までハサミで切り落としていきます。このひと房1個に絞り込むのも、適当に残すのではなく、正円で形の良い、実の付きがしっかりしている選りすぐりを残します。だから、どれも良い実ばかりなっているともったいないなあ~と思いながら切り落としていくんです。
当然切り落とされる実が多くなるので、作業後の地面には、至る所に摘果後の実が落ちるわけです。

切り落とさず、全部収穫できるまで大きくさせられると良いのですが、栽培している以上は手を加えてあげるしかないですね。残した一個、順調に育って、美味しい梨に育ってほいいです。

実は、作業は思った以上に作業が順調に進んで、4月中旬から続いた摘果作業、全体の9割以上を終えられました。なので連休中はこの農作業を3日間設けていたのですが、結果2日に短縮。明日は、畑から解放され、フリー時間が出来ました!嬉しい。

三日目 午前(5月3日)川の源流を探せ!!

梨の摘果作業が昨日でおおよそ目処がたったおかけで、予備日だった連休3日目は急きょ、探検をすることにしました。

その探検というのが、

「川の源流探検」

私の住まいの裏には川が流れていて、昔から気にはなっていたんですよ。
「上流ってどこだ!?」
でも、普段の生活時間が過ぎるばかりで、調べることはなかったんです。
でも、この連休中に調べてヤル!って決めていたんです。

ちょうど、時間が空いたし、天気も最高に良かったので、息子を誘って、いざ自転車で自宅を出発しました。

身近な川なので、しばらく上流に沿って進む道はいつものランニングコース。見慣れた風景です。
それと、今の時代、GoogleMapなどを駆使すればどれだけでも情報を拾い出せるのは、もちろん知っています。今回の源流調査だって、事前にストリートビューで行けるとこまではオンラインでわかっちゃうんですが、そこは!そこは、やっぱ実際に行く価値を重視。それは、私の考えです。

今回調査しているこの川。「犀川」なんですが、自宅近くの名所を紹介する看板にもしっかり紹介されているらしい。まさか、あの広重の浮世絵にも描かれていた!?ホント?でも確かに浮世絵の左下は湿地ぽくなってるトコ。これ、まさに犀川。200年くらい前から流れてんだね。ちなみに我家は、中山道に面しております。

さあ、自宅を出発して、犀川に沿って北上して行ったのですが、旧真正町に入って気付いたのですが、東海環状道(西回り)の工事が至る所で行われているのです。しかも、この犀川に沿って工事も沿うように行われているのがなんだか印象深かったですね。道路が開通して通行できるようになったら、旧真正、糸貫町の高架の下には犀川に沿って走ってる。そう想いながら、ドライブを楽しみたいものです。

自宅を出発して源流調査は更に北上します。川幅が2、3メートルまで細くなってきました。ここは、真東に「モレラ岐阜」が見える辺り。あれだけ出発間に地図を確認しておきながら、ここで川の流れが逆に流れている事に気付きます。「犀川を見失ってる」。川幅の狭い川というか、用水路のような水路になると、道路や田んぼの筋が分かりにくくなっていて知らないうちに、川を通り越していたんです。あわてて地図を見直して位置を確認します。今いる場所より、南に200m。大回りになっちゃったけど、戻ります。

その進路を修正し始めて間もない信号交差点。同行している息子。信号標識の地名が読めない。「七五三」。これが読めないなら、私も「そりゃ仕方ないよね」って、教えてあげたかったんですが。じゃなくて漢字の下のローマ字すら読めない。息子、現在小学6年生。これはマズいぞ!マズいぞ。まあ息子の事はいいとして。


皆さんは、どうですかね?もちろん写真のローマ字読みが正解なんですが。漢字だけだと最初に「シメ」は出てこないですよね。印象深い地名です。

さあ、いよいよ地図上で「犀川」表記が無くなる源流と思われるポイントに向かいます。
もはや用水路化(河川整備された)した犀川。旧糸貫町の土貴野小学校北部を横切り、国道303号線を跨ぎ更に北上。その先の集落を抜けて柿畑と田んぼに沿って更に進みます。

「うっん!」

水門で川が突き当たります。

「えっ、ココっか?」息子と顔を合わせます。そう、ついに44年間で初めて身近な川の源流に辿り着いたのです。

写真は下流に向けて撮ったんですが、左側へ流れていくのが犀川。右へ流れていく川も名前が付いているのだろうか?

ここが表記上、犀川の源流です。
意外と水量(流れ)がある源流でした。しかも、なんだか人工的です。

勝手な私の「源流」イメージは、
「自転車すら入り込めない茂みをかきわけ、整備されていない土手の小さな水たまりから湧き出る源。これぞ、犀川の源流よ!」
って、いかなかったですね。思った以上にその上流の川幅が太いんだもん。


といことで、息子の体力もあるってことで、もう少し上流を目指すことにしました。

結局、モレラ岐阜が随分南に見えましたが、ここは本巣市上高屋。先ほどの源流からしばらく水路を北上。

流れがちょっと東に向きが変わって更に北上した先にあったのが、水門とこの歴史のありそうな分水池。多分、犀川の源流はここでも良いんちゃうかなって思いました。

さらに上流からは十分な流れがありました。この直径15mほどの人工的な池に一旦溜まって池の下側3方向に別れ、それぞれの下流に流れていってます。


結局、犀川は昔からの川でありながら、農業用水利として活用しているんだなって、わかりました。
自宅から随分北上しましたが、楽しい探検ができて良い経験でした。

子供の頃、教育テレビ(Eテレ)で放送してた「たんけん ぼくのまち」のチョウさんの気分です。
「ビー紙」広げて「マジックインキ」で手書きの地図描いちゃおっかなあ。

息子も、往復で約25km。「壊かけの自転車」でよくもまあ付いてきてくれました。



三日目 午後 (5月3日) 心臓破りのアノ激坂に挑む!!

この日、ワタシ、活発でした。

午前は自転車で川の源流探検。

実は、川の探検出発直後。
お一人のランナーさん(50代位)が自宅前の道路をいかにも「長距離ランをやっている格好」で、横切っていきました。

すぐ後ろを追うように出発したんですが、ランナーを見れば、背中にゼッケンが貼ってあります。
ゼッケンには「番号」と何やら文字が。
「中山道」って書いてあります。

思わず、ランナーさんにお声がけ。

私:「中山道を走っていらっしゃるんですね?」

ランナーさん:
「ハイそうですよ。昨日、京都を出発して、滋賀まで走って、、、」

私:「えっ!昨日京都をって、どこかで泊まって今、ココを?」

ランナーさん:
「ええ、そうなんです。今日は中津まで走ります」

私:
「マジっすか!?まさか東京か埼玉まで走るとか?」

ランナーさん:
「いやいや、私は二日間で終えるので、中津までです」
「ほかの方なんて、中山道から日光までの方がいらっしゃいますよ」

私:
「凄すぎです。どうぞ気を付けて。楽しんで走ってください」

色々聞きたかったけど、先が長いランの邪魔になるので、挨拶して別れました。
しかし、二日で京都から中津川で走るだけでもとんでもない行程なのに、京都から日光街道を経由して走るなんて。
どんな体力なのか想像もつきません。


源流探検から帰宅後、午後からは私以外の家族は映画を見に行くと言い残し、私だけ置き去り。

今日は農作業の予備日だから、予定も入っていない。

「天気も良いし、じゃ、走っとくかあ」。
朝、出会ったランナーさんの強さにすっかり影響を受けきっていました。

自転車に乗って自宅から10km。小高い山の展望台に自転車を停めて、準備運動。

その山とは、

「金生山」

大垣市赤坂、山のふもとには石灰工場が多く立ち並び、今も掘削され続けている山です。
この山の一部にはお寺や化石博物館があるので、その周辺だけは削られずに昔から残っているそんな山です。

ここにやって来たのは、一年振りかなあ。

とにかく、この山の坂がヤバいんです。
車でも行けますから、ぜひ行ってみてください。
西濃地域の方は知っていらっしゃると思いますが。

写真で撮っても、あまりインパクトないんですが、実際に現地に行ってその坂を下から見上げると、とんでもなく坂が急なんですよ。

ふもとから山道をしばらく登ると一か所目の急な上り坂が短めにあって、登りきったところが展望台と博物館があります。そこからなんんです。それより先にお寺があって、もちろん車でも行けるのですが、その途中の急な上り坂。その二か所目の坂はまさに「心臓破り」の激坂。

過去何度も、ここを駆け上がりをしていたら、心臓が破れそうになり。

それどころか、飛び出して心臓を引きずっていました。
その位とにかく、ツライ坂。

距離はそんなにないんですよ。
山へ入る麓の入り口は何か所かあるのですが、その一つ、中山道沿いの入り口からワサワサ登って行って、車でも行けるお寺の駐車場までで1kmだったかな。折り返して、急な下り坂をその中山道入口まで下りてこれで往復2km。

ただ、そのわずか1kmのほとんどが坂が、ずーっと激坂。
これは、トレーニングにはもってこいのロケーションなんです。

私は、毎回2往復して、フラフラになって帰宅します。

今回は自転車できたから、帰りの自転車がツライったらもう。。。
自宅がずいぶん遠くに感じました。

普段のランニングなら、「有酸素運動」の割合が一番で、「ピーク」が二番目何ですが、この金生山の駆け上がりはその逆っていうか、ほぼ「ピーク」状態が続くわけなんですね。スマートウォッチもちゃんと、どれほどツラいのか分かってくれているようです。

この日は結局、自転車を40km以上乗って、ランニングで心臓を破って、けっこうカロリーを消費させたでしょう!息子と食べた、お昼の「マックセット」分は十分消費したはず!

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っと、まあ、こんな感じで。
私の大型連休前半の過ごしかた。でした。

天気が良かったし、気温も過ごしやすかったし、農作業も順調に進んだので、活発に過ごすことが出来ました。
なんか、動きっぱなしの3日間でした。