ついに実現(実行)しました!
あの「日銀本店」に潜入する事が出来ました。
どちらかの老舗の「〇〇銀座本店」じゃ、ありませんからね。
『日本銀行の本店』です。
子供達も「春休み」。
娘の受験も終わって、
気温も暖かくなって、私も気が楽に過ごせる気温です。
近年の家族旅行といえば、「沖縄」※1です。
※1 暑すぎる夏の旅行を止めて、
年に一度だけに絞って絞って唯一の贅沢旅行に変更。
しかし、今年は先ほどのように、受験あって、私も無職明けで、
どうにも予定が立てにくくて、金銭的にも使いにくい状況だったので、
ならば!
東京へ日帰りで行く事にしました。
でも家族で、
表参道や銀座、渋谷、
ましてや、
オリエンタルランドなんて※2、
「なんて」って言っちゃうと、
ファンの方に怒られますが、
家族では『行きません』。
※2
しかし、フロリダの「なんて」は、
魅力的なので、是非訪れたいと考えております。。。
そのようなスポットは、
夫婦やお友達同士で、好き好き行けばよいのです。
風変わりな父親で、ごめんなさい。
今回は家族を巻き込みました。
と、いうことで今回の東京は、
以下のスケジュールで行ってまいりました。

どーーん。
クセが強い、スケジュールですよね。
自分でそう思います。
近年の旅行では、家族向けに簡単な「旅のフライヤー」を作るのですが、
今回は「Canva」のプレゼンテーション機能を使って、
このクセ強のプランに理解が得られるよう、
家族用に事前プレゼンをしました。
で、このブログ表紙の”タイトル写真”やこの”行程表”はその一部なんです。
タイトルの
「東京で社会を体験!家族で学ぶ国家機関ツアー」は、
GoogleAIのGeminiに考えてもらって、
少しでも魅力に感じてもらえるよう工夫も凝らしました。
「クセ強よ」行程を思いついた理由
➀皇居(東御苑)
②農林水産省(昼食)
③日本銀行 本店
④日本証券取引所(JPX)
⑤国会議事堂(衆議院→参議院へ変更)
どうです?
せっかく行く東京家族旅行で、
普通ならこの行程はないですよね?
➀皇居(東御苑):
皇居は「皇居ランナー」を私は走った事、有ります。
5年程前ですが、2周したな。
でも、その中には入ったことは無いんですよ。
今回、妻が東御苑での催しを見つけたので、プランに加えました。
②農林水産省(昼食):
東京なら、無数に飲食店はあるけれど、
「日本の食」を仕切っている源で昼食を取るのは、
アリだなって。
③日本銀行 本店:
名古屋支店は2月、既にお付き合いが有るので、
やっぱ、本店っしょ!「カネの源」ってことで。
今回旅行のメイン機関「家族への大儀」。
④日本証券取引所(JPX):
ここは、ニュースの画面でしか見たことないので、
興味がありました。あのガラス張りでグルグルする表示の施設ね。
⑤国会議事堂:
私も子供達も、修学旅行で行かなかったんですよ。
今回、訪れなかったら、おそらくこの先も行く事は無さそうだったので。
家族で東京行くのは、
なんと6年ぶりです。
めったに新幹線に乗らないので、
なんだかワクワクな気持ちで上京しました。
そう、
そもそもの目的は『日銀本店』。
自宅から新たに見つけ出した、
2枚の記念硬貨を握りしめて、
岐阜羽島駅から新幹線に乗車です。

➀東御苑と②農林水産省の昼食

今回、子どもたちにも「モバイルスイカ」をインストールしました。
新幹線もスマホをかざして乗車でき便利なのでインストールしたんですが、
スマホのNFC部分の当て方が不慣れで、
羽島駅ではうまくいったん(改札通過)です。
しかし東京駅。
岐阜とは桁違いの人混みの改札口で苦戦。
そんな状況で彼らを慌てさせてしまったので、申し訳なかったです。
もう少し岐阜や名古屋で慣れてから使えばよかったです。
そんな、プチアクシデント発生から東京見学スタートです。
しかし皇居(東御苑)、凄いですね。
大手門から入場する際”セキュリティチェック”待ちしていて気づいたんですが、
並んでいる人、海外の人達が断然多かった。
それと、敷地が広い。
大都会のど真ん中だということを忘れそうなくらいです。
ここでは、
「皇居を巡る謎解きの旅」を楽しみながら、
咲き始めの桜を楽しみながら巡りました。
謎解きツアーは10箇所以上設けられていましたが、
全て巡るほど時間が無く、
早々に切り上げ、「霞が関」へ向かいます。
霞が関は皇居の隣で、確かメトロ丸の内線で直ぐなんだけど、
あえて「タクシーGO」アプリを初めて試してみました。
結果。
アプリから配車でタクシーを待つ時間より、
空車のタクシーを停めて乗った方がスムーズだったんです。
でも岐阜でタクシーを利用しないので、
これまた、いい経験でした。

着きました。霞が関の農林水産省前。
とりあえず、一般人が入庁できる入り口を探します。
お昼前の11時。平日なので、人の往来は少なめです。
正面玄関の警備員さんに聞いて、ビルの反対側の入り口から入庁する事が出来ました。
が、これまた、手荷物検査と入庁証を家族分発行。
さっそく地下の食堂へ向かいます。
あった!あった!食堂発見です。
「あふ食堂」
農林水産省には他にも食堂が有るのですが、
この食堂は、肉料理も魚料理も選びやすかったので寄ってみることにしていました。
私と娘が「三元豚ひれかつ定食」¥1,200
自給率54%
妻が、
「金目鯛の開き干し焼き定食」¥980
自給率98%
息子は、
「広島県産牡蠣のクリームシチューライス」¥880
自給率71%
お米は、
”今週のお米”として、
「農業女子メンバー」が育てた福島県産「天のつぶ」だって~。
自給率とお米にはこだわりが強いようです。
食事は、おいしかったです。
特に、お肉とゴハンはボリュームがあって満足の昼食でした。
息子は880円で牡蠣を食べられたことに喜んでいました。
さあ、早目の食事を終えたので、
次は今回の「最重要機関」である日銀本店へ向かうとしますか~。
予約時間に遅れないようにー!
③入り口から物々しい雰囲気。いざ「本店」へ
予約は12時~。
霞が関からメトロで移動。
「大手町」からは徒歩で本店を目指します。
ちょうどお昼時にさしかかったビジネス街。
空を見上げても、高層ビルが2本3本視野に必ず入り込みます。
岐阜では無い風景。
6年前の子供達には記憶が薄いかもしれませんが、
中学間もなく2年生を迎える、
息子には新鮮な光景だったはずです。

せっかく来た東京。
普通行きそうな渋谷や表参道など華やかな街にも連れて行ってもらえず、
家族を引き連れ、日本橋を目指します。
でも、これでいいんだ。
こんな経験、この先無いはずだから。
子供達には、何年も先に、
変わった親が連れ回した東京話し一つや二つ、
笑い話に残ってくれや、それでいいんだ。
と、私は心で自分をなぐさめながら、てくてく。
遂に、建物もが見えていました。
よくニュース映像で登場する、
「円」の漢字にそっくりな建物。
地上からだと、「円」の文字のどっちらへんに、
私たちが立っていることやら。
いまいち実感がありませんでした。

とにかく、歴史的な建物だということは間違いない。
そして、たたずまいが確実に私達を寄せ付けない雰囲気を放っています。
ってか、お隣の三井住友銀行の建物も同様の雰囲気です。
そもそも、この一区画(日本橋)全体、空気が重い。
それでも、南側の警備員さんに「入り口」を思い切って聞いてます。
回答は「北門」。
では、一同参りましょう!
家族を引き連れ、北門へ向かいます。

やってきました「北門」
ついに、本店へ潜入する時がやってきました。
歴史的な建物の装い?が。
「人」しか入れない南や東門と景色が一変。
北門には車両の出入口もあるのですが、、、
「武装」した入り口だったのです。

恐る恐る、撮影ししましたが、遠近・四方から監視の目線を浴びていました。
名古屋支店とは比べ物にならない厳重さ。
その、、、車両の出入りする門(ゲート)?
車の往来の度に、地面から鉄板がせり上がったり下がったり。
あんな、せり上がる重厚なゲートはカーフェリーのタラップか、
空母の戦闘機が発艦する時の後方の壁?
しか、見たことがない。
そうだった、ここは金融の中枢部だった。
やはり、気軽にくる場所ではなかった。
今さら、後悔。
壁に沿って道路から2m奥の守衛さんへ。
予約で来たことを伝えます。
ーーーーーー
ここから先は、とても写真撮影出来る雰囲気ではありませんでした。
し、もちろん「撮影禁止」と通告を受けました。
ーーーーーー
守衛さんが次を案内してくれたのは、
「奥の合図している警備員へ進んでください」
振返ると、ずいぶん遠くで手を挙げる警備員を確認。
(先ほどの”せり上がるゲート”2つ先の奥)
もう、進むしかない。
後戻りできません。
家族一列で進みます。
写真だと、「赤信号の奥」に映っているのが本店の入り口です。
待ち構えていた警備員さん数人。
本日3回目のセキュリティチェック。
今回は、厳重です。
ボディチェック後、カバンはX線装置へ。
人は空港にあるような「金属探知機」をくぐりました。
これを、一人づつ。
この後、機内搭乗する勢いです。
無事に4人検査を通過して、
警備員さんが窓口を教えてくれました。
「27番」窓口です。
「突き当りまで進んで、一番奥にありますから」
27って、そんなに窓口あるんだ。
心でそう思うだけで、声に出せない。
もはや、家族とも会話不能。
沈黙の4人。
「本店」潜入!!
おっと!
27番どこ?
最初の突き当りまで窓口はあるものの、職員さんがいません。
しかし、突き当たって左に振り向いて飛び込んできた光景は、、、
名古屋支店同様、
お客さん、いない。
職員さん、黙々と職務中。
広ーい行内。
しーーーーん。
27番の数字が探せない私たちに向かって、
行内の一番奥にいた警備員さんが小さく手を挙げて、
合図を受けました。
そちらへ進みます。
あった。27番。
窓口の前に立つと、職員さんが要件を聞いてきました。
「予約した者です」
小声で伝えると、申込書に記入するよう言われ、その場で記入を始めたのですが、
なんと!
漢字が書けない。
完全に私、あせっている。
「記念硬貨」の記念の「き」が書けない。
「硬貨」の「か」が書けない。
なんてっこった。
職員さんに「ゴンベンに、、、」と小学生並みのサポートを受ける始末。
ズタズタの精神状態まで突き落とされた状態で、
なんとか受付を済ませ、振り返え際。
それまで全く気付かなかったんですが、
となりの窓口にお客さんらしき人が、立っていた。
ビジネスマンっぽかった。
その人は「ありがとうございます」と小声で挨拶をしながら、
何かをカバンに”バサッ、バサッ”と詰め込んでいるではないか!!
なんと!
一瞬、目に飛び込んだだけだったけど、
ざっと10以上の札束だった。
子供達も、待合のソファーからその光景を目の当たりにしていたので、
確かな状況だったはず。
一方の、私といえば、、、。
5分ほどで、先ほどのビジネスマンが受け取っていた窓口から、
1000円紙幣、1枚を受け取りました。
イェーイ!
ちなみに、
「28」番窓口は「手形交換」って書いてありました。
帰り際「27」番窓口に、ご婦人がやってきました。
一応、来客はあるようです。
入れ替わるように、4人1列になって出口を目指したのです。
建物を後にした家族。
深い深呼吸?溜息?
家族よ次へ、イクゾー。
④「お金」の次は、カブだー!投資だー!

日銀本店から徒歩で、
三井銀行の横を抜けて、
大通りから、三越のデッカイのれんから店内をチラ見して、
日本橋を渡って、
この先が銀座だということを子供たちに伝えて、
大規模建設中現場の横を通って、
ちなみに、
あの「日本橋三越」のデッカイのれんを、
今だに怖くて、私はくぐれていません。
先々、胸張って堂々と入店してみたいものです。
で、
目指したのは、
『日本証券取引所(JPX)』です。
兜町。

この辺は、凄いですね。
どこを歩いても、有名な史跡やお店などに遭遇しますから。
見慣れていないので、イチイチ立ち止まらないといけないです。
で、
日本証券取引所。
正面玄関から入ります。
警備員さんに
「見学ツアー予約で来ました、、、」
すると、
「裏口ですので、建物をお周り下さい」と返答。
日銀といい、一発で入り口にたどり着けない。
しかも、その裏口の横をさっき通ったし。
家族から、「まだ歩かせるのか」と疲労の訴えが飛んできます。
まあ、なんとか入り口に着き入りますが、
これまた「セキュリティ」チェック。
本日4回目。
受ける私達も、セキュリティ慣れし始めます。
それでですね、
日本証券取引所に来た理由は、
深い意味は持ってないのですが、
➀私の興味
ニュースなどで見る、「あの画面」と、
ガラス張りの「円形表示がグルグル」するヤツ。
を見てみたかったから。
②子供たちの為
トレードをやってほしいわけでなく、
少しだけ金融に触れておいてほしかったので、
きっかけの為です。
専門的な知識を当然ですが私は持っていないので、
「見学ツアー」を申し込んで、金融の世界の”さわり”だけでも、
説明を受けよう!
こんな思惑です。

ついに出会えました。
本物のグルグルするヤツ。
この日もグルグルしていました。
何かの記事で読んだことがあるのですが、
取り引き量で「グルグル」速度が変わると。
ツアーでもその説明があって、速度は4段階あるそうです。
この日3月37日は、
「相互関税」導入をします!の報道あって、日経平均株価は下落。
わりと速いスピードで「グルグル」してるほうが多かったなあ、そんな印象です。

そして、
「今日の為替と株です」と、
ニュースの画面に映し出されるいつもの画面。
と、
売買の状況で「赤」や「緑」を各銘柄毎に激しく点滅する画面。
ジーっと注視していると、「反射神経検査」を受けている感じで面白かったんですが、
結局なんだか疲れただけでした。
見学した日は、午前・午後で2社が上場する日でもあったようで、
セレモニー用に、あの大納会大発会でおなじみの鐘が登場していました。
おめでたい日だったんですね。
見学ツアー以外にも、春休み期間ということもあって、
・親子で学ぶ投資セミナー
・株取引体験ツアー
など、実践に近い企画もやっていました。
だんだん歩き疲れてきましたが、
JPXを後にして、最後の国家機関を目指します。
⑤日本国民として一応、見学

今度は、永田町です。
正直、国会議事堂は「付録的」な見学です。
付録なんて言ったら、経済産業大臣に怒られちゃいますね。
私も子供達もそうなんですが、この先、恐らくお友達と東京へ来て、
「国会議事堂行こうぜ!」って、多分ですけど、
そうはならないので、
このタイミングで行っとくと良いかなって事で。
それより、下車した永田町の「駅」にまず驚きました。
メトロが3線だったかな、混じっている駅なんですね。
隣接の赤坂見附駅を入れると5路線。
地下構内の案内表示がややこしい。
さすが東京。名古屋と比べても規模が違いますね。
国会議事堂の出口を目指すのに、
メトロ有楽町線のホームの端から端を横切った気がする。
地下鉄、便利だけど地上へ出るまで何かと苦労しました。
ちなみに、
国会議事堂の見学入り口でも、「セキュリティ」を通過しました。
本日5度目。
まとめ
まとめるほどの、事ではないですが。
『クセ強』国家機関ツアー。
コスパは良かったです。
なんといっても、全て入場料、無料なんで!
ゴハンも美味しかったですし、
各パビリオンもインパクト強かったし。
くだらないけど、
楽しかったです。
ただ、後悔は「富士そば」でしったけ?
食べてみたかったのです。
たいがいの駅を出たマックに隣接してる「そば屋」だと、
聞いていたんですが、今回の駅出口付近には見かけなかったなあ。
また次回の企画に盛り込みたいですね。
→ 最高裁判所、大法廷。
あるよね。
→ 警視庁。
あるよね。
→ 〇〇〇
他にもありそう~。