先日、夢を見たお話し【再投稿】

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退職からまもなく1週間を迎えます。その後は、自宅の座敷で書類整理が続けており、ようやく終盤。落ち着いたら、新たなブログをしようと思います。

今回のブログは2022年7月に投稿したお話です。


先日、おいしい白ワインを一人で1本空けてしまった。

気付いた時は、ベットの上。
エアコンもかけず、深夜とはいえこの季節。
暑くて寝苦しい。
相当酔いがまわって、起きているのか、寝ているのか判別出来ない。
と、突然目の前にとても強そうな牛の絵画のようなものが現れた。

夢をみているのか?
でも、このイラストはどこかで見たことがある。
思い出せない。そうだ、パソコンの画面だ!
昨年から始めた「積立ニーサ」。
パソコン画面端のネット広告で「牛さんの金融商品」が頻繁にアピールをしてたことがある。
でも、なにか雰囲気が違う。

シーンが変わる。

なんと、今度はクルマだ。
タイヤが付いているから、きっと乗り物でいいと思う。
とてつもなく派手なカラーリング。
そして空に向かって飛んでいきそうなフォルム。
いったいココはどこなんだ。
ひょっとしてクルマを飾っている空間(ディーラー)?
その場所に数人が、クルマの前方をのぞき込んでいました。

クルマ前方のカバー(ボンネット)が開いている。
ふと気付くと、指をさして何か説明をしている人がいた。
橋本さんと名乗る人だ。
この不思議な時間の案内人だと彼が言った。
彼の話を聞く。
荷室について説明をしているようだ。
このクルマの荷室は、ハンドバックがわずかに収まる隙間。
ここが唯一の場所だという。
そんな勝手の悪いクルマがあってたまるか!

夢は、非日常の世界を現実のようにすり替えて見せてくれる。

説明を終えた橋本さん。
慎重にカーボン製ボンネットを閉じきった瞬間、ガラッとボディカラーが鮮やかで真っ青な色へ変わっていた。
現実の世界ではあり得ない、手品のような出来事が起きた。

今日は不思議な一日だ。
夢の世界でこれほど刺激的な過ごし方は、したことが無い。
初めての経験だ。
でも楽しい時間だ。
とても楽しい時間だ。
このままずーーっと眺めていても飽きない。
真っ青なクルマの周りを眺めながら4ぶんの3した瞬間、ワープした!

頭上を旅客機が間近に通過する。
あまりの近さに身をかがめたくなる距離感。
体の奥深くまで響く、ごう音。
その迫力といったら、頭の中の記憶やアイデア、残像を音とともに一掃してくれそうな感覚。
これで酔いから覚めることができそうだ!

場面が再び戻る。

緑色のクルマに火が入る。
点火直後、爆発音といっても過言ではない。
たった一台のクルマが「うなるサウンド」は、旅客機の数倍のエネルギーを感じる。
あまりの爆音に会話が成立しない。

そりゃ、爆音のはずだ!
凄まじい音の理由、それは。
特別仕様、「アクラポヴィッチ」製マフラーを搭載していた。
アクセルを踏み込むと瞬時に吹き上がるサウンド。
腹にサウンドが刺さる感覚は初体験だ。

しまった!
話しがだんだん現実の体験のようになってしまった。
今回は夢を見た時のお話しだった。

この非現実の世界を伴に過ごしているメンバーのひとりが珍しい道具のようなものを持ち上げ、ニコニコしていた。
彼らが普段使っている道具より、はるかに大きいのだと言う。

「普通のクルマはタイヤを5本(4本)のボルトで固定すのですが、ここのクルマたちは1本でタイヤを固定する(センターロック)」のだと橋本さんから説明を受けた。

だから、ロックする力がめちゃくちゃ強い。
普通のクルマが112前後の力だとすると、センターロック式はなんと「600」という力でタイヤと車両側を締め付けるのだという。

気が虚ろだったのだろう。
記憶という写真が有ればたくさん紹介したかった。
※撮影許可が出なかっただけです。

この工具があった場所は、クルマたちを整備・修理するピットの中。私の胸より低いクルマたちが10台近くリフトに上がってメンテナンスを受けていた。

個性的なカラーリングとフォルムをしている。全てトンガッタクルマたち。
3000~35000×10台=????夢のような額だ。

夢からだんだん覚めてきた。
ここは、どこだ?ようやく現実へ戻ってきた。
夏の日差しが眩しい。
あまり長居しては橋本さんにも迷惑をかけてしまう。
今回はこのあたりで去ることにした。

なんだか、とても貴重な体験をした。
夢のような世界。
Webや雑誌でしか見たことのないクルマたちが私の目の前にいた。
橋本さんから、ベテランスタッフならでは意外なエピソードや、驚きの情報などたくさんお話を聞くことが出来ました。

夢のようなお話。
くれぐれも、お酒の飲み過ぎには注意しましょう。
ワイン1本は反省です。。。

そして、
夢見心地の帰り道。
前方からこちらをずー--っと、睨まれている気を感じる。
しかも固い睨み。
前方はトラックとバスだけ。。。
ここは高速道路だからひと気があるわけもない。
ひょっとして、まだ夢の世界から戻っていないのか?

しばらく走行してトラックに近づくと正体判明!
えっ!
まんま運どるやん。
そのー、さあ。
そりゃ、睨まれてるわな。
この固い面持ちなら余計にね!

「商品」輸送中と想像しますが、
お守りとして荷台に常設してあったら最高!
あおり運転は撃退できそうだね。
しかし、ザツい縛り方だ。